大学職員は規則・規程の通り仕事をしている
大学職員は「無能」だとか、「つかえない」という指摘をうけることが多いです。
職員にやる気がないと感じることも多いのですが、無能と思われている1つの理由に規程に則って仕事をしているということがあげられると思います。
公務員と同じくルールに則って仕事をしている。
公務員も「無能」と言われることがあります。その1つの要素に「杓子定規」な考え方というものがあります。
公務員は法律や規則に従って仕事をしています。税金を使って公務を行っているので、規則から外れた「例外」な仕事を行ってはいけません。
法律に詳しくなって、ルールに従って業務をこなすのが公務員です。
・1分遅れただけなのに受け付けてくれない。
・柔軟な対応をせずに、全て上司に確認する。
・市民のためになることでも、ルールで定まっていなければ行わない。
このようなことから、「無能」だと言われることが多いのだと思います。
民間企業であれば、「利益になり」「お客様のためになる」のであれば、現場判断で決定できることも多いです。
大学と規則の関係性
「大学」は文部科学省から認可を受けて「大学」として存在しています。
認可を受けるためには「学則」や「学位授与規則」などを文面に定める必要があります。その規則に従って業務を行うのが「大学職員」です。
さらに、国立大学であれば、細かい規則がたくさんあります。私立大学より多くの税金が投入されているので当然といえば当然ですが。
「東京大学 規程」などと検索すると公開されている規程を見ることができます。