大学職員の日常や仕事など

大学職員が仕事をしていて気づいたことを発信します

大学職員で学生対応をするのは3割程度

大学職員というと、学生相談の窓口の職員を想像すると思います。

しかし、実際には学生対応関係の部署に配属されている大学職員は全体の3割程度です。

学生対応と経理・会計と総務・人事

大学職員の部署は主に3つに分かれます。

学生サービスの部署、会計関係の部署、総務関係の部署です。

普通の会社と一緒で、営業部の他に会計を担当する管理部門と総務・人事を担当する管理部門があります。

大学における営業部(メインとなるサービスを提供するの)は教員です。研究実績や教育能力を学生に提供しています。

それをサポートするのが大学職員です。

営業部の多くは教員で、営業部のサポート的な役割を行うのが学生サービス部署です。

さらに管理部門の経理課、総務人事課があるというイメージです。

 

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学生対応部署の仕事は?

学生対応部署では、各種証明書の発行や生活相談、履修相談、就職相談などを行っています。

専門的な相談は教員でも行いますが、学生対応部署でも相談を受けられる体制をとってます。

特に、日本での生活に不慣れな留学生への生活サポートや奨学金の申請、時間割変更のお知らせなど、教員ですべてを行うことが難しいことについて、サポートを行っています。

教員と学生をつなぐイメージです。

研究室に配属されれば、指導教員が面倒を見ることが決まりますが、配属前の低学年学生や文系の学生は学生対応部署に相談をすることも多いように思います。

学生が休みの時期でも職員に仕事はある。

よく質問があるのが、学生が休みの時期に仕事はあるの?ということ。

多少、仕事量は減りますが、職員は学生の休み期間にも出勤しています。

成績判定・入試・就職情報の整理・サークル活動のための施設貸し出しなど、「大学生の休暇期間中」にも裏で動いている仕事はあります。

むしろ、休暇期間中で学生が少ない時期に「オープンキャンパス」や「入試」などの日程が組まれることが多く、その準備等で仕事はあります。

大学生と同じ期間が休みになるわけではないので、悪しからず。