大学職員の日常や仕事など

大学職員が仕事をしていて気づいたことを発信します

大学職員の忙しさも文系と理系で異なる

大学職員として仕事をしていて気づいたことの一つに文系理系で仕事の違いです。

 

大学生時代から文系と理系は大きく違うものでした。私のイメージですが。

文系・・・単位を取るのは簡単。サークルやバイトを中心に大学生活を謳歌

理系・・・予習復習をしないと単位が取れない。

     研究室配属以降はバイトできる時間も少ない。多くが大学院に進学

 

全ての学生がこのようになるわけではないですが、世間の意見も近いと思います。

教員や職員の仕事も近いものがあると思います。

文系学部の大学職員

そもそも学生や教員が大学にいる時間が相対的に少ないです。当然、授業準備やシラバスの作成などを行いますが、理系に比べて簡単なことが多いです。

学部内の会議や勤怠管理はもちろん行いますので、業務数はありますが、少人数の職員で多くの先生のサポートをするというイメージです。

理系学部の大学職員

単純に文系学部の仕事よりもやる業務量が多くなります。先生も常に研究室にいるか授業の担当をしており、多くのサポートを依頼されます。

その他、文系にはない業務もあります。

・実験室の利用申請と施設確認対応など

・人体や生物に係る研究は事前に研究内容の妥当性を審査委員会に諮る

・夜間勤務・休日出勤のための勤怠管理

(医学部などは顕著ですが、日をまたいで実験をしていることも多いです。)

 

さらに、理系のほうが企業等から研究費をもらいやすいです。多額の研究費を扱うため、実験機器の購入や学会出張も多くなります。

 

文系が理系より楽というイメージは大学職員にも言えることだと思います。

 

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